耕作放棄地と有効活用

今回のテーマ、耕作放棄地について考えてみたいと思います。

耕作放棄地

まず、そもそも耕作放棄地とは、、?

 

耕作放棄地」とは、
「以前耕地であったもので、過去1年以上作物を栽培せず、
しかもこの数年の間に再び耕作する考えのない土地」と定義されている統計上の用語です。

また、「遊休農地」という別の用語もあり、こちらは、
農地法において、
① 現に耕作の目的に供されておらず、かつ、引き続き耕作の目的に供されないと見込まれる農地
② その農業上の利用の程度がその周辺の地域における農地の利用の程度に比し、著しく劣っていると認められる農地(①を除く)
と定義されています。

 

なお、鈴鹿市の耕作放棄地の状況ですが、
2010年農林業センサス」という統計がこちらに出ています。
http://www.city.suzuka.lg.jp/kouhou/city/toukei/nouringyo_h22/index.html
この中の、
2.総農家数・総経営耕地面積・総耕作放棄地面積 [Excel形式/30KB]
を見ますと、
販売および自給農家の耕作放棄地面積合計は 23,358 a(アール)、
非農家の耕作放棄地面積合計は 21,714 a(アール)
のようです。

 

私がブルーベリーファーム用にお借りしている農地も、
この耕作放棄地に該当し、
地権者の方からお話をお聞きすると耕作を辞めた理由は、
・栽培しているお茶が近年安く取引されるようになってしまった
・害獣の影響で、田畑が荒らされて損害が大きくなってしまった
・最近体力が衰えて作業が辛い
など様々ですが、
いずれにしましても、
一度人の手から離れた農地は荒れ放題といった状態で
元の耕作可能な状態に戻すことも中々容易ではないといったところです。

 

一度管理のされていない農地になってしまうと、様々な問題も出てきます。
例えば、
やはり人の気配が無くなりますので、害獣の移動が容易に可能となり、
近隣の害獣被害に影響が出てきます。
雑草も増え害虫も増え、ゴミの不法投棄が増え、
そして景観も損なわれてしまいます。
他にも、、、、
個人の状況により放棄地となってしまいますが、しかしながら、
このように影響は地域全体に及んでしまいますので、
地元地域でしっかり考えていかないといけない問題でもあるわけです。

 

一つでも多くの耕作放棄地(遊休農地も含めて)の有効活用を考え、
地域で事業を興こし、
地域の活性と農地保全に関心のある方が増えることを願うばかりです。

 

参考までに、
農地をお借りする場合の、平均賃料というものが鈴鹿市より掲載されています(これは鈴鹿市の場合です)。
平成29年度鈴鹿市農地賃貸借料情報
http://www.city.suzuka.lg.jp/kouhou/gyosei/plan/nousui/pdf/03.pdf

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